フィテール
マディラン村の村長さんがつくった熟成したタナ |
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シャトー・ド・フィテール(Chateau de Fitere)とは、1948年にAOCマディランを作ったモーリス・フィテール(Marius Fitere)の名前が付けられたもの。
初めてマディランのAOCが認められた畑で、最初にラベルに「AOC Madiran」と記載されました。
シャトー・ド・フィテール(Ch.de Fiere)の設立について詳細年は不明ですが、過去の資料から1900年はじめには14haの畑でワインづくりをスタートしていたといわれています。
現在の当主、ルネ・カステル(Rene Castets)はマディラン村の村長もつとめており、村の人からも慕われています。
二人の娘さんのうち20歳になる上の娘さんは、現在ボルドーで修業中、14歳のお嬢さんは11歳でトラクターの運転をマスターしています。
とかく“濃厚・パワフル”と思われているマディランですが、本来のマディランはエレガントで滑らかな、しなやかなバランスの良いワインでした。
そんなマディラン本来の優しく上品な味わいを、我々に教えてくれる“元祖”マディランです。
マディランの所有面積は、140ha。
その他、VdTやコート・ド・ガスコーニュの生産もおこなっています。
栽培は、リュット・レゾネ。