フィリップ・ギャレイ
シャロネーズ地区唯一のビオディナミ生産者 |
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1990 年、現在の当主であるフィリップが父親から継承したドメーヌです。
彼の代になってビン詰めを開始しました。
フィリップは、ボーヌの醸造学校を卒業後、造り手ではなくイギリスとベルギーのワイン輸入商社に勤務する道を選びました。そこで出会ったワインが、現在の彼の醸造スタイルに多くの影響を与えています。
フィリップは、何よりも完熟したぶどうをつくることがすばらしいワインをつくるための絶対条件と考えリュット・レゾネを徹底していましたが、ジャン・ルイ・トラペのワインを飲み、ビオディナミへの移行を決意します。
2010 年よりエコセールを、さらに2011 年、デメテールの認証を取得しました。
シャロネーズ地区では、認証を取得している唯一のビオディナミ生産者です。
全体で4.5haを所有。除梗70%程度。一次発酵を樽でおこないます。彼くらいの少量だと温度管理に目が行き届くとのこと。
低温マセラシオンを経て、できるだけ自然な伝統的なスタイルで醸造。
新樽の使用率は約30%で、収穫から1年半の熟成後にビン詰め。